合成着色料について

女ゴコロをくすぐるカラフルな色! 合成着色料ってどんなもの?

口紅やアイシャドウ、チークカラーなど、
私たちが普段使用している化粧品にはさまざまな色があふれています。

この色を付けるのに使われるのが着色料。
天然色素や無機顔料などもありますが、
圧倒的に多いのが石油を原料として化学合成された「合成着色料」です。

合成着色料は「タール色素」とも呼ばれるもので、
現在の日本では「化粧品に使っても良い」として83種類が認可されています。

原料も、発がん性があるとして問題になったコールタールから石油へと切り替わっていますが、
だからといって100%安全になったわけではなく、
皮膚の敏感な人が使うとアレルギー症状を引き起こす危険性があるのです。

また、メラニン色素を定着させる作用があることから、
シミができやすくなるという問題もあります。

ではなぜ、このような危険な添加物を化粧品メーカーが使い続けているのかというと、

合成着色料が安価で保存性が高いからです。
腐りにくいので、大量生産に向いているというわけですね。
それに、できるだけ鮮やかな色を付けて売り出したほうが、
消費者の購買意欲を刺激するという事情もあります。

合成着色料のみずみずしい色は非常に魅力的ですが、
本当に肌や健康のことを考えるなら、天然色素で作られた化粧品を選びましょう。

ただし、腐ったり変質したりしやすいので、使いきれるだけの量をこまめに購入し、
保存方法にも気を配ってくださいね。

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