含有成分に注意してください
わたしたちは、化粧品のなかに入っている添加物に注意して使用する必要があります。
化粧品には成分表示がなされていますので、購入の際はその表示を見ておいてください。
そしてそのなかに旧表示指定成分があります。
この旧表示指定成分が設定されたのが昭和40年代になります。
その当時は、化粧品の配合成分を表記する義務はありませんでした。
そのため、それを知らないで使用した人たちにさまざまなトラブルも起こっていました。
そのようなトラブル対策として、当時の旧厚生省が化粧品についての規定を定めました。
それが肌にトラブルを引き起こす可能性がある、102種類の成分規定です。
このように化粧品の全成分表示が義務づけられたこともあり、「旧表示指定成分」といわれるようになりました。
「旧表示指定成分は無添加のことです」と記載している化粧品であればいいのですが、実際は単に無添加化粧品といっているだけで、
他の石油系添加物が含まれていることもあります。
現在の化粧品の成分は8000種類以上存在していますので、旧表示指定成分以外の石油系添加物を見極めるのは難しい面もあります。
しかし旧表示指定成分はアレルギーを引き起こす可能性が強い成分ですので、化粧品を使用するときはその選択に注意する必要があります。