コンビニおでんを徹底分析!安全?危険?

おでん食品添加物

寒い日に食べる、あったか~いおでん。ホッとしますよね。
皆さんはどうですか?お好きですか?

そのまま食べてもおいしい、カラシをそえて食べてもおいしい、おでん。
カラシは具に直接つけますか?それとも、汁に溶かしますか?おでんの食べ方は色々。

最近は、肌寒くなるのを待たずに、コンビニ各社がおでんを売り出します。
コンビニのおでんを、食べたことありますか?

ここでは、コンビニで販売しているおでんについてレポートします。

おでんは作るもの?買うもの?

皆さんは、1日何回コンビニに行きますか。
1日に2~3回は通うという方も、全く行かない方もいらっしゃるでしょう。
食事もお菓子も、ほっと一息したいときのコーヒーもドリップしてくれます。

便利ですね。見逃せないのは、レジの横にある、お惣菜のコーナー。
チキンやポテト、片手で食べれるハンドスナックがいろいろ並んでいます。

その中でも、寒い時期に存在感を放つ、おでんたち。
店内にはおでんのいい香りが漂って、食欲をそそります。

とてもおいしそうなコンビニのおでん、食べたことはありますか?

コンビニおでんの作り方

コンビニのおでんは、どのように作られているのでしょうか。

コンビニのおでんは、各具材は具材ごとにパックされて、コンビニ各店舗に運ばれます。

具材とだしを店頭の機械に投入し、販売されます。
具材は衛生管理が徹底された各工場で作られています。

加熱するだけですぐに食べられるように、加熱するだけですぐおいしいように、歯触り良く、味が染みた状態に調理されます。

店頭のおでんの機会の衛生管理は、各店舗に任せられています。
もちろんルール上は、数時間おきに機械内部を完全に洗うことになっています。

しかしひっきりなしに売れる店舗では、機械はどういったタイミングで洗浄されているのでしょうか。

また、機械とともに、おでん用機械の蓋や、トングやトング置きは、同時に洗浄されているのでしょうか。

清潔が保たれているのか、どう洗浄されているのかはその店舗の方のみが知るところです。

おでんの具材の不思議

おでん、と言ったらどんな具材を思い浮かべますか。

大根?こんぶ?卵?牛すじ?つくね?
ちくわやゴボウ巻き、ウインナー巻きなどの練り物もいいですね。

コンビニおでんには不思議な点がいくつかあります。
すでに調理加工された状態で、さらに各店舗で加熱調理をされ、数時間ずっと加熱され、煮込まれているのに、いつ見てもおいしそうなのです。

何が不思議なの?そりゃそうでしょうと思う方はいますか?
これは、とても不思議なことなのです。

長時間加熱しても、ぼろぼろと崩れない。
浮いたまま、変色もしない。劣化もしない。

すなわち、食材が悪くならない、劣化しないための保存料が添加されていると考えられます。

人間と同じです。人間も、赤ちゃんからだんだん、思春期、青年期、大人になってからおじいちゃんおばあちゃんになります。

食材も同じく、時間が経過するごとに変質して変化していくことがむしろ普通なのです。

しかしコンビニのおでんは、なぜか変質しない、変化しないのです。
劣化しないための何かが施されていると考えてください。

おでんの具材に使われているものはなに?どうやって確認すればいいの?

コンビニのおでんの怖さは、ここにあります。
加工食品は、原材料が表示されています。

例えば清涼飲料水。原材料名の欄を見ると、果糖ぶどう糖液糖、果汁、砂糖、食塩、などなど、使用されている量が多い順番に羅列されています。

では、コンビニおでんの原材料は、どこに表示がありますか?
買うときに、確認できますか?どこに表示されていますか?

そうです。コンビニで販売されているおでんは、原材料名の表示が見当たらないのです。
おでんを購入したときの容器にも、レジで支払いを済ませた時にシールを貼られたり紙を渡されたりすることもありません。

何を使って作られているのか、原材料表記がないのです。
消費者として、なんだか不思議ですね。

確かに各具材のアレルギー表示やカロリーの表示は、店頭やおでんの機械のそばに掲示されています。

しかし原材料名すべての記載は、なかなか探すことができません。

コンビニ大手3社に、原材料名を問い合わせてみました。

仮に、A社・B社・C社としましょう。

コンビニ大手3社に、原材料名について問い合わせを行いました。

結果はこうです。

まずA社は、問い合わせから8時間後に、問い合わせた具材全ての原材料を回答してくれました。

B社は、問い合わせから24時間以内に、返事は来ました。

しかし残念ながら、原材料を公表していないという回答でした。

C社は、残念なことに、3日間経過しても回答をいただけませんでした。
結局4日目に返事をいただき、具材すべての原材料を回答してくれました。

各社からいただけた返事の内容は、公表することについて許可を取っておりません。
そのため各社からの回答と原材料内容はこの場では公表しません。

しかしコンビニ大手3社の、いち消費者からの問い合わせに対する対応の違いは、大変興味深い結果でした。

A社に対しては、とても誠実な印象を持ちました。
B社に対しては、返事は早くいただけましたが、原材料を回答いただけないことに疑問を持ちました。

自分の体は食べ物で作られます。
何で作られているかわからない食べ物を口にするのは少し怖いですね。

もちろん各店舗に納品されている各具材の包装袋には、原材料の表示がされていると信じたいですね。

C社に対しては、他の2社と比べて返事が遅すぎます。
広告宣伝を多く行っており、企業イメージも良いです。

また、現在おでんは、各店舗で大きく打ち出して、売り込んでいるはずです。
他のお客様から同様の問い合わせはないのでしょうか?もう少し早く返答して欲しいですね。

おでんの具材となる食材を加工する際に、使われる添加物

おでんの各具材に使われていることが多い添加物を紹介します。
おでんは、野菜、肉、卵、練り物などの加工食品が使われています。

各食品のどれかに、添加物は必ずと言っていいほど使われます。

1つ目の添加物は、調味料(アミノ酸等)です。
これはかの有名な、味の素であるグルタミン酸ナトリウムです。

現在日本で使用されるグルタミン酸ナトリウムの大半は中国などから輸入したもの。
そしてグルタミン酸ナトリウムは、焦げるとGlu-P-1という成分を生成し、この成分は動物実験の結果ネズミに肝臓・大腸・脳にがん(悪性腫瘍)を発生させました。

グルタミン酸ナトリウムを原料としたアミノ酸は、コンビニの食品だけでなく、家庭用の加工食品にも多く使われています。

おでんの具材の多くに使われていると考えていいです。
しかし、加熱を続けるおでんの具材に使われていた場合、加熱し続けて、成分の変質は見られないのでしょうか?

2つ目の添加物は、漂白剤です。
漂白剤って、洗濯ものじゃないんだから、って思いませんか。

清潔な洋服、清潔な見た目のほうが、見た目にも美しいと思いますよね。
食品についてもそうです。

きれいな白い食べ物、またはきれいに発色した食品には、漂白剤が使われることがあります。
おでんの具材にもいくつか白い食べ物がありますよね。

漂白剤が使われているかもしれません。
漂白剤は、白さを出すだけでなく、食材の色を抜いて染め直すためにも使用されるのです。

見た目においしそうな色に染め直す際には、漂白剤だけではなく、着色のための添加物も使われます。

3つ目の添加物は、増粘多糖類です。
増粘多糖類とは何でしょうか。

これは、粘りやとろみを出すための成分を2種類以上使用した場合、表示される名称です。

例えば本当はAの増粘剤、Bの増粘剤、Cの増粘剤、と全ての成分を表示すべきところを、2種類以上の増粘剤を使用した場合、増粘多糖類と表示して良いことになっています。

すなわち、何種類の増粘剤が使われているかわかりません。

この添加物は多くの練り物に使用されます。
残念ながらコンビニおでんだけでなく、家庭用の練り物加工品にも使われていることが多いです。

4つ目の添加物は、タンパク質加水分解物です。
タンパク質加水分解物とは、微生物をもとにつくられた酵素を使って、たんぱく質を分解したものです。

分解するための酵素は、多くの不純物が混ざったものが使われており、その不純物が人間に対してアレルギーを起こすのか、人間が継続して口にしても害がないのか、誰にもわかりません。

タンパク質加水分解物は、醤油・だし醤油・かまぼこ・さつま揚げ・ちくわ・ハム・ソーセージ等に使われています。

また、タンパク質加水分解物が使われた醤油を使って作られた加工食品に、「タンパク質加水分解物」という原材料表記をする必要はありません。

これはとても、怖いことだと思いませんか。

いろんな具材があるからこそ怖い

コンビニおでんはもちろん、食品添加物だけで作られているわけでもなく、大根であれば大根、卵であれば卵、こんにゃくであればこんにゃくから、厚揚げであれば豆腐から、練り物であれば魚のすり身から、天然の食材を使って具材を作っています。

しかしその天然の食材を加工する中で、食品添加物も大量に使われるのです。

もちろん、コンビニのおでんにだけ食品添加物が使われているわけではありません。
世の中で販売されている加工食品のほとんどは、食品添加物を使って作られています。

具材によって使われている原材料も異なります。
しかも、コンビニのおでんは機械の中で様々な具材が煮込まれています。

一緒にまとめられて、加熱されています。
結局のところ、食品添加物を使っている具材と、使っていない具材が混ざることで、成分が混ざってしまうのではないでしょうか。

寒い日のコンビニでおでんを見かけると、だしのいい香りに誘われて食べたくなりますよね。
しかし店頭で加熱され続けたそのおでんは、誰が作り、どの具材で、どの水で作られているのでしょうか。

作ってから何時間経過しているのでしょうか。成分はどうでしょうか。
その成分は、あなたの体にどのような影響をもたらすのでしょうか。

あなたの体は、食べたものから作られます。
自分の口に入れるもの、自分の大切な体を作る食べ物は、良く選んでから食べたいですね。

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